
5/18(日)にHAUN 田端で入居者向けのワークショップを開催しました!
今回のテーマは「お花」。
花のロスを減らし、花のある生活を文化にすることをミッションに活動をしている株式会社RIN様にお越しいただき、「ロスフラワー」を使用したワークショップを開催いただきました。

当日はRINさんのFlower Cycle Ambassadorを務める中村円香さんに講師を務めていただき、入居者のみなさんとスタッフが「ロスフラワー」を使用したタペストリーづくりに挑戦しました。
「ロスフラワー」とは、まだきれいなうちに廃棄されてしまう花たちのこと。
花農家や式場などからやむを得ず出てしまうロスフラワーたちを、タペストリーにして新しい命を吹き込みます。
今回の参加者は、ここ最近入居した方ばかり。
「はじめまして~」の声が飛び交い、初々しい様子でワークショップがスタートしました。
ひとりひとり自己紹介をした後、早速土台となる木の争奪戦から。
いっせーのせっ!

いっぱい種類があるのに、1人以外みんなかぶりました (笑)
ちょっと堅かった雰囲気も、すこし和らいだ気がします。
木を選んだら、金具を木にクルクルと巻き付けて、お花を吊らしていく作業に。

思っていた方向と違ったり、金具の巻き付け方によって向きが変わってくるのが難しい・・・
次に、カゴに入ったたくさんのロスフラワーの中から、自分好みのモノを選んで好きなサイズに切ったり、他のお花と組み合わせたり、想像を膨らませながら作っていきます。
フラワーアーティストになった気分~

そんなイベントの最中、後ろのダイニングテーブルでは韓国語教室が開かれていました。

HAUNに住んでいる入居者さんは、日本の方がほとんどですが、身軽に引っ越しができるという利点から外国籍の人たちにも人気の物件。
HAUNに住むことで、様々なバックグラウンドを持った人たちとの交流ができたり、新たな価値観や趣味を発見できる。ひとり暮らしでは体験できないような自分らしい暮らしを楽しみつつ、新しい自分との出会いも楽しんでいただけたら嬉しいです。
入居者同士で世間話をしたり、ただ交流するだけではなく、それぞれの得意なことや好きなことをみんなで共有する時間、とっても素敵だなあと思ってほっこり。
さてさて、タペストリーづくりもそろそろ後半戦です!

それぞれ選んだお花たちをつなげ合わせて、自分好みの長さや列にしていきます。

みなさん、だんだん金具をつける作業にも慣れてきてもくもくと自分の世界に夢中。
特別何かを話すわけでもなく、作ることに夢中になって自然と会話が生まれる。
作品ができあがっていくうちに、みなさんの仲も少しずつ距離が縮まっていった気がして不思議な空気感でした。
つくりながら、子どもの頃を思い出すのと同時に、こういうコミュニティの生まれ方もあるんだなとしみじみ。


最後に、微調整をしながら、上部分に布をつけて完成です。
素敵ー!
あっという間の1時間半。
世界に一つだけの花として、ロスフラワーがタペストリーとして生まれ変わりました。

同じお花を使ったとは思えないほど、作る人によって個性が出ますね。
自身の作品を見るたびに今日の光景が浮かんで、いい思い出としてみなさんに届いていたら嬉しいな。
そして、お部屋でも「自然の手ざわり」をぜひ体感していただけたらと思います。
最後に、ご参加いただいた入居者のみなさま、ご協力いただいたRINさん、講師の中村さん
素敵な機会をありがとうございました!
これからもさまざまなジャンルを通して、
HAUNの大切にしている「心地よい暮らし」を感じていただけるイベントを開催できたらなと思います。
それでは。
書いたひと: Sho Nishimura (HAUN)