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イベントレポート Vol.5 -日本茶ワークショップ-

2025年12月13日(土)、14日の2日間、HAUN 蔵前にて初めてのワークショップイベントを開催しました。

今回は「日本茶を日常に落とし込む」をテーマに東京・蔵前で日本茶セレクトショップを営む「A Drop.」さんをお招きし、入居者さんに向けてワークショップを行っていただきました。

A Drop.さんは2020年10月にお店をオープンさせ、店主田邊さん自ら全国の産地を巡って出会った茶葉を厳選して提供している日本茶セレクトショップです。

ワークショップを開催したのは、普段入居者さんたちが料理やおしゃべりをして気ままに過ごすキッチン&ダイニングスペース。朝日が心地よい10時からワークショップが始まりました。

慌ただしい毎日の中で、ほっと一息つく時間。
その一杯のお茶が少しだけ特別なものになって、もっと日常にお茶を楽しむことができたら━
そんな想いから生まれたワークショップです。

「こんにちは、初めまして。A Drop.の田邊です」と軽く挨拶を交わし、さっそくウェルカムドリンクのお茶を一杯。物腰のやわらかい話し方と佇まいで入居者さんたちともすぐに打ち解け、場がゆるやかに温まりました。

今回ご参加いただいた入居者さんは各回6名。日々の生活でよく顔を合わせる方や、初めましての方も。
お茶への馴染みはみなさんばらばらで、「好きでよく飲みけどよくわからない・・・」「自分ではあまり淹れたことがない」など日常でゆっくりお茶を楽しむ方は少ない印象でした。

「日本茶を日常に落とし込む━1200年の歴史と、今日の一杯」
をテーマに、ひとつひとつの茶葉と向き合い、香りや色、形、大きさの違いなど自由に思ったことを言い合いながら、味を想像しながら、田邊さんに丁寧に一杯一杯淹れていただきます。

古来から飲まれてきた素朴な「番茶」
大陸から伝わった製法が残る「釜炒り茶」
そして日本独自に発展した「煎茶」

同じ日本茶でも製法や時代背景によって、香りも味わいもこんなに違うのかと、みなさん自然と驚きの声が上がっていました。

淹れていただいたお茶をただ飲むだけでなく、香りや味わいの違いについて日本茶の歴史をたどっていく飲み比べ。自然と会話が広がり、この段階で入居者さん同士も緊張が解けてきて、いい雰囲気が生まれていました。

ワークショップ後半は、「自分好みを見つける、お茶の淹れ方」
ということで実践形式のコンテンツです。

「どのお茶でもまずは同じ淹れ方をします。そこから出したい味を決めて調整していく。だからお茶の淹れ方に決まりはないんです。」と田邊さん。

使用する茶葉の量、お湯の量と温度、抽出する時間。
それぞれを少し変えるだけで苦味が際立ったり、甘みが広がったり。

「どんな味わいのお茶を淹れたいか」というゴールを設定して、いざ実践。

実際に自分で淹れたお茶を自分で楽しんだあとは参加者同士でシェア。
みなさんそれぞれ違った味わいを表現されていて、中には茶葉をブレンドして楽しむ方も。

「美味しく淹れよう」ではなく、今の気分に合わせて、ちょうどいい味を探す時間はどこか自分自身と向き合うような静かな楽しさがあり、日常でお茶をいつでも気軽に楽しむことができそうだなと感じました。

ワークショップの締めくくりは、地元浅草の銘菓「満願堂の芋きん」とともにティータイム。

みんなで一緒に淹れたお茶を片手に今日の感想や、暮らしの話をしたり。
HAUNらしい心地良い時間が流れていました。

日常がほんの少し豊かになるきっかけに、
ただお茶を飲むだけではなく、「その日から使える知識と淹れ方」をテーマにした今回のワークショップ。

これからも心地良い暮らしを大切にした時間を、入居者のみなさんと一緒につくっていけたらと思います。

━━

ワークショップ開催後、ご参加いただいた入居者さんが実際にA Drop.のお店に遊びに行ってくださったみたいで、店主の田邊さんから連絡がありました。とっても嬉しい出来事・・・

HAUNに住むことでその街の人やお店を好きになる。そんなきっかけをHAUNでのイベントを通して届けていければと思います。

ご参加いただいた入居者さん、A Drop.店主田邊さんどうもありがとうございました!

書いたひと: Sho Nishimura (HAUN)

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